機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-40 「リフレイン」 | consentの運命的なブログ

機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-40 「リフレイン」


――――――俺は何でこんなところにいるんだろう・・・。
前の戦争で戦うことの虚しさを知っているはずだ。だからオーブにいた。
戦争を止めようとした。なのになぜ?確かに焦ってたかもしれない。何も出来ない
自分が嫌だったかもしれない。だけど、俺にも出来ることがあるはずだった。
すべては俺の甘えだったかもしれない。メイリンまで巻き込んで結局何も出来ないまま。
アスランは、そう心の中で呟く。


「君になら出来るさ」
そう議長の言葉を信じ、再び戦場に出るアスラン。
そして、オーブとの戦争。ハイネの言葉。戦場へキラ介入など、さまざまな事がありました。
その中でもキラは戦場を混乱させているだけだと、アスランは言った。確かにキラが介入したお陰で
犠牲者も出なかったわけではありません。そんなキラに地球軍が一方的に悪いと主張。
ザフトは戦争を一日でも早く終わらせようと頑張っていると議長の言葉を信じていたアスランは言った。
アスランは、キラの言うことを聞こうともせず、ただその時は議長の言葉だけを信じた。

そして、そんな食い違いから、アスランとキラは戦場でもぶつかってしまいます。そして討たれ、
アスランは悩む。キラの言葉を信じるか、議長の言葉を信じるか。
そう悩む間にも、アークエンジェルとミネルバはぶつかり合います。キラはフリーダムに討たれ、
なぜザフトはアークエンジェルを討つのか?と疑問を抱き、さらには、議長の言葉の裏の真意を知った時、
何もかもが信じられなくなった。


そしてアスランは、ザフト軍を脱走しようと手がけます。
「聞けシン! 確かに議長やレイの言葉はやさしく、心地よく聞こえるかも知れない。だが彼らの言葉は
 いずれ世界のすべてを殺す!」
そうアスランはシンに告げるが、前までのアスランのように、完全に議長の言葉を
信じきっていたシンには届くことはなかった。


――――――どれだけ傷つけあって、どれだけ血と涙を流せば戦いは終わるのだろう。後に残るのは、
癒しようの無い悲しみと、やり場のない怒りと、限りの無い憎しみの連鎖だけだというのに。そして
戦いの果て、僕はフリーダムという名の剣を砕かれてしまった。


アスラン、言ったよね。こんな愚かな争いを一日でも早く終わらせるため、デュランダル議長は
戦っているんだって、僕やマリューさんのしている事は、ただいたずらに戦場を混乱させているだけだって。
でも、それは本当にどうなんだろうか。確かに君の言うことも分かるけど、でも、ラクスが襲われた
あの時も僕は感じた。何かとてつもなく大きな意思と力がこの戦いの影でうごめいているのを。
何故ザフトはアークエンジェルを攻撃するの?そして何故今またエターナルを沈めようとしているの?
アスラン、君は僕の問いに答えられるの?君が信じるように、デュランダル議長を信じることは僕には
出来ない。だって、戦いの無い世界を作るためだからといって、こんなにも多くの血を流さなくてはなら
ないなんて、どうしても僕には正しいとは思えないから。戦いによって勝ち取られた世界は、また新しい
戦いを呼んでしまうんだ。アスラン、君はウズミさんの言ってたことをまだ覚えているかい?
だから、今度こそそんなことにならないようにって、カガリも君も頑張ってきたんじゃない。戦いじゃなく、
言葉で、話し合いでわかりあえる道を探そうって。


君と僕に出来るのは、ただ戦う事だけなのかもしれない。そして、戦いからは何も生まれないんだ。でも、
ラクスやカガリたちは、一生懸命未来を切り拓こうとしている。その努力を打ち砕こうなんて許せないじゃな
い。だから僕は、まだ戦っているんだ。
いつか、すべての戦いが終わって、誰もが心から笑って、手を取り合える時を迎えるために、僕たちは
その日のためにここにいる。そうでしょ、アスラン。
果てしの無い戦いの連鎖から、世界を解き放ち、自由な未来を築くため。



ED...




今回は総集編でした。アスランとキラの二人の視点からみた世界ってなカンジだったんですが、
レビューするほうもやりにくくて大変でした。で、台詞を丸々入れたりしてみたんですけどね(笑)
でもぶっちゃけ今週は見ることもレビューすることも意味無かったような気がします(笑)
大体今の時期に総集編はいらなかったしね(苦笑)




次回、機動戦士ガンダムSEED DESTINY PHASE-41 「自由と正義と」
一陣の風となれ、ドム!


次回はムウさんが記憶戻ったのかわからないけど、戦場に出るみたいです。
あとはこのタイトルからするとインフィニットジャスティス出るのかな?

ドムということはムウさんがドムに乗るのかな?